選択的残業制度

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夫婦別姓に反対する人の気持ちはわからないでもありませんが、「選択的」夫婦別姓に反対する人の気持ちは理解できません。
同姓にしたい人はする、したくない人はしない。
これではだめなのでしょうか。

この問題はいつも、別姓にしたらどうだこうだ、という議論ばかり見られるのですが、私はむしろそれよりも、選択肢を増やすべきかどうか、という部分(つまり「選択的」という部分)で議論してほしいと思っています。

これと同じことを思うのが、残業です。
日本はいま、働き方改革が進んでいます。

日本が先進国の中で、過労死や自殺が比較的多いので、その解決に向けての対策です。
結果、残業(時間)が問題視され始めました。

しかし、私は残業時間に問題があるのではなく、それを強要することの方に問題があるのだと思います。

自由業の人に限らず、働くことに生きがいを感じて、時間も忘れて働き続ける人はいるでしょうし、それはとても生産的な行為だと思います。
しかし、労働基準法で残業がさらに厳しく規制されたら、自らの意思で働きたいと思う人も働けなくなります。

冒頭に選択的夫婦別姓のことを書いたのは、問題の構造が似ているからです。
問題なのは残業自体(夫婦別姓)ではなく、残業強要(夫婦は必ず同姓)にあると思います。

だから制度として取り入れてほしいのは、選択的残業制度です。
つまり、残業をするかどうかという選択肢を与えなくてはいけない、というルールです。
選択肢なので、もちろん強要は不可です。したくない人はしなくて良い。
それに、これはあくまで「残業」に関してなので、組織が定める規定の労働時間(通常ならば8時間)までは強要可能です。

働き方改革というのは、働き方を変えていく改革ではなく、働き方の多様性を受け入れていく改革であるべきだと考えます。

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