被害者も加害者も作らない世の中を目指しましょう

スポンサーリンク
スマートフォンと飲み物を持ちながら電動アシスト自転車に乗り、歩行者にぶつかって死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された20歳の元女子大学生。横浜地裁川崎支部は27日、禁錮2年、執行猶予4年の判決を言い

痛ましい事故です。

記事によるとこの女子大生は、

  • 耳にイヤホン
  • 片手にスマホ
  • 片手に飲み物
  • 電動アシスト自転車を運転

という状況です。これは危ない。というか、よくこの状況で運転を続けようと思ったな、と思います。

自転車は車両扱いです。特に指定が無い限りは、歩道を走ることもNGです。歩道を走れないということはつまり車道を走るということですが、車にとっても自転車が堂々と車道を走ると邪魔ですよね。
結局自転車が安全に走れるのはどこなんだ、ということになります。

最近の自転車は性能も良いし、自転車人口も健康面や経済性を受けて増えました。
しかし、まちの環境つくりや交通法が追いついていない、と感じます。

実は私も電動アシスト自転車と衝突したことがあります。私の方は普通の自転車です
多分電動アシスト自転車は、急な衝撃などがあったら急停止するような仕組みがあるのだと思います。
私が衝突したときも、衝突の瞬間に相手の自転車は止まりました。
しかし、その一瞬の強さはやっぱり普通の自転車とは違い、強力な圧力を感じました。もちろんその分の衝撃があります。

電動アシスト自転車はとても良い自転車だとは思いますが、普通の自転車とは道交法上別な扱いにすべきではないでしょうか。
普通の自転車に適用される道交法ですら曖昧に感じるのに、電動アシスト自転車となればなおさらです。

車は保険加入が義務付けられていますが、自転車は義務化されていないところが多くあります。
前に書いたように、自転車は経済性で乗っている人も多いので、保険料を納めることに抵抗がある人が多いのもうなずけます。

しかし、これも前に書いたように、自転車は車両扱いなので、事故を起こしたときの処理は非常に面倒です。
いや、それにもまして実際に被害も大きい。今回も死亡事故です。
被害者はもちろん、加害者の方だって不幸です。

こういうことを書くと「加害者を擁護するのか」と指摘してくる人もいますが、社会としては被害者はもちろん、加害者も作らないような仕組みを目指すのは当たり前です。
今回の事故で、加害者をひたすらバッシングして悪者にしたところで、同様の事故が減るとは思えません。
加害者に対する懲罰感情は仕方のないところですが、そればっかりで世の中が良い方向に行くはずもありません。
だとすれば、どうすればこういう危険運転をする人を減らせるのか、を考えなくてはいけないでしょう。

自転車や電動アシスト自転車に対する法律的、社会的なしくみの改革が求められていると感じます。

スポンサーリンク

フォローする