事件は会議室で起きているわけじゃない、、、けれども

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―他の人よりも得意なことはなんですか?新しいチャレンジをすることです。 ―他の人よりも苦手なことはなんですか?じっくり考えることです。 昨日公開した対談記事に使用するnoteのプロフィールを作成するにあたって、丸山さんからこんな質問をいただいたのですが、寝不足の頭で特に深くは考えずに、条件反射的に書いたふたつの答えに、...

頭で考えることや会議をすることと、実際に行動すること。
この2つのどちらが大切か。
私はどちらも大切だと思います。

なんじゃそりゃ、と思うかもしれませんが、真剣にそう思います。
つまり、なぜどっちかを選ばなくてはいけないのかが疑問なのです。

冒頭の記事、たしかに行動力がある人は素晴らしい。
いろいろ考えるよりも、まずは行動、といった考え方の風潮は昔からあります。
しかし、私はそう思いません。それは人によって得手不得手があるのであって、本人にとってどちらのほうが自分や周りの役に立つかが違うと思うのです。

例えば政治家。政治家を批判するときによく出てくるのが、話し合ってばっかりいるけれど、結局社会で汗水たらして働いているのは一般労働者のほうで、あんな口ばっかりの会議なんて不毛だ、みたいなやつです。

じゃあ、政治家がみんな現場に行って働けば日本は良くなりますかね?そんなことし始めたら、法案を考える暇もないし、そしたら秩序もなにもありません。

それが顕著になったのが震災の時です。あんなに大きな天災のときこそ、政治はその力を発揮しなくてはいけません。ところが、そんな政治家が防災服を着用し、現場に行って何ができるのでしょうか?
現場には現場で働くプロがいるのと同じ様に、それら指揮系統をすっきりさせ、迅速に組織を動かす人も必要です。そのためには話し合いも必要です。
人には役割というのはあるし、能力もひとそれぞれです。

冒頭の記事、考える人より動く人のほうが強いこともあります。しかし考えることが仕事で、それによって社会貢献している人もいます。そんなことは一般論では言えないと思います。

現代は、ある映画に出てきた「事件は会議室で起こっているわけじゃない、現場で起きているんだ」というフレーズがかっこよく聞こえることから考えても、現場で動いている人間のほうが偉い、という雰囲気がないでしょうか。

何度も書きますが、どちらが大切とかではなくて、どちらも大切なんです。そして今の風潮が動くことを大切にしているのならば、逆の価値観を再認識して、どちらも大切なんだ、ということを広めていくべきではないでしょうか。

会社勤めの友人が愚痴ってました。
「いろいろ考えるよりまず動け」と言われて、やったあと結果が思わしくなかったら「ちゃんと考えて行動しろ」と言われる、と。
むちゃくちゃですよね。ちゃんと「どちらも大切」ということが広まってくれることを願っています。

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