普通の根拠

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皆さんは、自分のことをどれくらい「普通」だと思っていますか?
普通というのは、統計上位にあるという意味です。

では、ある事柄に対する考え方や感じ方で、自分が普通かどうかをどうやって判断するでしょうか。

おそらく、友人知人+自分が得た情報でその判断をするのだと思います。

まずは友人知人。
皆さんのまわりにいる友人知人は、果たして統計上の無作為抽出と言えるでしょうか。

例えばサラリーマン。全労働者に占めるサラリーマンの割合は、80%を軽く超えるそうです。
ということは、サラリーマンというのは「普通」の職業だと考えて良いでしょう。

しかし、サラリーマンと言ったって実際に働いている職場、そこでの人間関係は意外と狭いものです。
物事に対する考え方、感じ方を共有する相手となると、1桁台という人もいるでしょうね。
そして、サラリーマンにもいろんな人がいる中で、自分が属しているところが統計上位かどうかを知るすべはありません。
そもそも、職業と考え方捉え方の関連性は完全一致のはずもありません。

そして情報。
マスメディア、インターネット、書籍など様々な情報が行き交っていますが、情報ソースによって言っていることがバラバラなのはよくあることです。
今の若い人たちはテレビよりもネットを見るでしょう。
逆にネットは高齢者はあまり見ない傾向にあります。

ネット炎上という言葉を最近良く聞きますが、ネットで炎上していることと、世の中全体で批判されていることはイコールではありません。

電話による世論調査も行われていますが、固定電話を引いている人という制約があり、昼間に電話に出られる人という制約があります。

自分自身が「普通」だと思うのは、危険です。
どんな統計を見せられても、無作為抽出は難しいからです。

大切なのは、自分が普通だと言う根拠は結構薄い、ということを認識していることではないでしょうか。

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