オウム事件について

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西日本が豪雨になったあの日の午前、オウム事件の死刑囚への死刑が執行されました。
オウム事件は、私が生まれてから起こった事件の中でも特殊中の特殊、かつ不気味です。
そして、この事件が「なぜ」起こったのかを私たちは真剣に考えないと、同様の事件は繰り返される可能性が高い、と私は思っています。

一宗教団体が殺人集団となって狂気的な事件を次々と引き起こしました。
洗脳やマインドコントロール、宗教というワードに対する社会のイメージは、これ以上は落ちることがないというくらい最悪なものになりました。

この事件が、あたまのおかしなやつらが起こした騒動、というくらいに思っていたら大間違いです。
学歴は人を判断する上でどの程度信頼できるかはわかりませんが、少なくとも学業の成績が良いということだけはわかります。
今回死刑となった人を含めたオウムの幹部は、誰もがびっくりするような学歴の持ち主です。
東大、京大、早稲田、慶応、医科大学など、日本有数の高偏差値大学ですね。

勉強ができても、あたまのおかしいやつはいる。
確かにそうです。しかし、この人達の生い立ちや家庭環境、幼少期の様子を見ると、至って普通か、むしろ育ちが良いように思えます。気がつなくてはいけないのは、どこにでもいる感じのひとであり、決して頭がおかしいひとというわけではない、ということです。

あんな事件を起こしたから、頭がおかしいに決まってる。
そのとおりですが、もう少しちゃんと言えば、頭がおかしくなったんです。最初からではありません。
頭がおかしくなった過程には、洗脳、マインドコントロールがあり、これによってこれらのワードの不気味さがましたのは上にも書きました。

あんな宗教に入信、出家したから頭がおかしくなった。
それもその通りです。
しかし、それならばなぜ入信したんでしょうか。出家という選択をしたんでしょうか。
ここに明確な答えが出せる人はおそらくいないでしょう。

たまに、高学歴で挫折を味わったことすらない恵まれすぎた環境が良くなかった、といったことを言う人がいます。
しかし、私達の周りを見ればわかると思いますが、高学歴で挫折を味わったことがない人だって、その殆どはまともな人生を送っています。

こんなことを書いていますが、私が何かしらの明確な答えを持っているわけではありません。わからないのです。
だからこそ特殊で不気味なんです。

ただ、少なくとも言えることは、誰もがその可能性がある、と思うところが大切だということです。
自分はまとも、奴らがおかしい。
こういう考えの人は、もっとも危険だと感じます。

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