心の病の線引

スポンサーリンク
大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。不注意、多動性、衝動性という3つの症状に、子どものころからずっと悩まされており、大人になっても状況が改善せず、うまく生活することができず困っているのです。

ネットが普及し、誰でも専門的な知識にアクセスしやくすくなったおかけで、こういう障害も昔に比べれば認知されやすくなったと思います。
しかし、こういった記事を読んでもまで、理解は難しい。

記事と重複しますが

  • 貧乏ゆすりなど、目的のない動き
  • 思ったことをすぐに口にしてしまう
  • 衝動買いをしてしまう
  • 仕事などでケアレスミスをする
  • 忘れ物、なくし物が多い
  • 時間管理が苦手
  • 仕事や作業を順序だてて行うことが苦手

大人の場合、これらがADHDの特徴だそうです。
正直なことを言えば、これらの症状なんてそのへんでよく見かけます。
しかも、これらがあてはまるといって、必ずしもADHDとは限らない、とのことです。

自他ともに、これが病気なの、と疑ってしまうのも無理ないのではないでしょうか。

例えば、時間管理が得意な人と苦手な人は確かにいます。
時間は管理できないよりできたほうが良い。
そしてADHDの症状の一つに時間管理が苦手、ということがある。

これらを踏まえた状態で、部下が遅刻した場合に、どうやって指導するのかかなり難しいでしょう。
病気によるものならば、いくら叱ったってほとんど意味がないように思えるし、叱られる方だって辛い。
かといって、時間管理ができない部下を放置するわけにもいきません。
ADHDの知識はあっても、その部下がADHDなのかどうかはわからない場合がほとんどです。
そりゃそうです、本人ですら気づいてない人がほとんどですから。

さらにさらに、こういった病気はADHDか否かではなく、ADHDの傾向が見られる、といった段階が無数にあります。
ADHDと診断をうけていなくても、かなりADHD寄りの人もいるでしょう。
その場合は、時間管理が苦手なことを叱ってよいのか判断が難しい。

ADHDは遺伝も多いそうです。こうなると、本人にはまったくもって責任がありません。
社会としては、こういう症状がある人の生きづらさを少しでも軽減させるべきでしょう。

しかし、社会としてといった一般論ではなく、実際に私達が対峙する人がADHDだった場合や、ADHDが疑われる人だった場合、どうすべきなのでしょうか。

心の病はおそらく、人間だけが患う病気です。
人間らしさが顕れているとも言えるので、そういった病気が存在すること自体を否定することができません。

本当に難しい問題です。
まったくもって解決になりませんが、やっぱり知ろうとすることが私達ができることの第一歩ではないでしょうか。

スポンサーリンク

フォローする