フィクションを読む

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伊坂幸太郎さんの「PK」を読んでいます。

 

PK (講談社文庫)

PK (講談社文庫)

 

 まだ最初の1/5位しか読んでませんが、やっぱり伊坂さんの作品は文体の相性が良いのか、とても読みやすい。

 

本を読むことは良いこと、とはいえ、それが義務的になると続かないものです。

そういう場合は、文体の合う作家に出会えるかどうかが肝になると思います。

 

さて、この話の中に、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件のことが出てきます。

その中で、実はオーストリアの皇太子夫妻暗殺は、実際に殺害した青年の前に5人が失敗していた、という話が出てきました。

 

サラエボ事件のことは知っていましたが、その話は知らないな、と思いサクッとググります。

 

サラエボ事件 – Wikipedia

 

そんなにしっかりとは調べてませんが、どうやら大筋では本当らしいですね。

 

 ◆

 

やっぱりフィクションっていいな、と思います。何に良いかって、知識教養を身につけるのに、です。

これがもし「第一次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件を学ぼう」といった本だと、その本を手に取る人自体が少なくなりそうです。エンタメ要素が少なそう。

 

しかし、フィクションを楽しむうちにこういった知識が勝手に身につくのは、さほどのエネルギーを使いません。

もちろん物語のなかで書いてあるだけなので、知識を深めるには別の書に頼らなければいけません。ただ、入り口がないと知識が深くもならない、というのもまた事実です。

 

 

ふと5歳の娘が独り言をつぶやいています。よく聞くと、それは落語で有名な話、寿限無でした。そのフレーズを暗記しているのです。

 寿限無(じゅげむ) 寿限無(じゅげむ) 五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 食(く)う寝(ね)るところに 住(す)むところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンの グーリンダイ グーリンダイの ポンポコピーのポンポコナの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ) 

 随分昔に、覚えさせられた記憶があります。今振り返ると、なんでこれを覚えなくちゃならんのだ、と腹が立ちます。

しかし、娘は誰から強要されることなく覚えちゃいました。

それは義理の母が寿限無の絵本を買い与えたからなんですが、その本のイラストがとてもユーモアあふれていて、とても嬉しかったようですね。

 

落語絵本 四 じゅげむ (落語絵本 (4))

落語絵本 四 じゅげむ (落語絵本 (4))

 

 

強要で覚えさせられた私は、今記憶してませんが、楽しいだけで何度も絵本を読んだ娘は余裕で暗記しています。

差を感じますね。

 

なにかを学ぶときは、とにかく入り口を簡単にする方が良いと思います。

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