音楽へアプローチ方法を再定義したiTunes

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アップルは20年近くの間、音楽ファンを魅了してきた「iTunes」のサービスを、間もなく終了させる見通しだ。ブルームバーグが掲載したレポートによると、アップルは6月3日の開発者会議で、iTunesの終了をアナウンスするという。MP3音源を手

今の若い人たちにとっては、iTunesで曲を聞いたり、iPhoneを管理したり、というのはもう当たり前すぎることでしょうね。
でも、iTunesが出るより前から生きている私達にとって、iTunesの出現はものすごい革命でした。

それまではほとんどがCD。
さらにその前はレコードです。
レコードからCDになったときに、ノイズがないことや、曲順をカスタマイズできること、なにより小さいことに驚いたものです。

CDが小さいなんて、今の人達からは笑われるかもしれませんが、こういう感覚って相対的なものなので、当時は小さくなったと素直に感じました。

CDは物理限界があって、一枚につき長くても80分くらいです。
それに対して、聞きたい音楽は無限です。
で、どうするのかというと、いっぱい持ち歩くわけです(笑)

自宅ではCDチェンジャーなるものがちょっと流行って、一度に数十枚のCDをプレイヤーにセットし、CDの出し入れをせずとも何百曲という数の曲を連続して聞けるようになりました。

同様に、自動車にもチェンジャーが搭載されるようになります。自動車のチェンジャーはトランクにありました。

多種多様な音楽を聞きたい、という人の欲は、こんなデバイスを作り上げるほど大きなものなんですね。
そして、多種多様な音楽を聞けるような仕組みをもっともスマートに仕上げたのがiTunesだと思います。

iTunseとiPodはセットのようなものです。
CDからiTunesに曲を取り込み、それをiPodに送り込む。
iPodには、上記したチェンジャーなんか全く及ばないほどの曲が入れられたし、その上小さかった。
CD一枚の大きさより小さなデバイスに、ものすごい数の曲を入れることができるというのは、魔法のような印象をうけました。

CDから取り込むことすら面倒だと感じたジョブズは、ネットから直接曲を買えるような仕組みを作ります。
これがiTunes music storeで、iTunesのアプリから直接ネットに接続、購入、ダウンロード、iPodへの転送ができるようになりました。
今となっては当たり前になったこの仕組も、当時は便利すぎて意味がわからないという次元でした。

時代はさらに進み、ストリーミング、聴き放題で、ダウンロードすら古い、という時期に差し掛かっています。

iTunesは、音楽へのアプローチ方法に革命を起こしたシステムであることは疑いようがありません。
そんな革命的なことの過渡期に自分が生きられたことを嬉しく思います。

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