LGBTと生産性

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衆院議員の杉田水脈(みお)氏が月刊誌で、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つ - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)

長引いているようですね。

この問題、まず「生産性」という言葉にはやっぱり問題があると思います。

子供を産まない、産めないことで生産性が無いとは言えません。現在の首相は安倍さんですが、安倍さんは子供がいません。安倍さんは生産性がないんですか?

生産性という言葉は、より広い意味です。子供を産むことは人口の生産性ですが、他にも安倍さんのような生産的活動をしているひとはたくさんいます。
ちなみに、私はこれによって安倍さん支持みたいなことを言いたいわけではなく、少なくとも生産的な活動をしていることだけは間違いない、ということを言いたいだけです。

さて、しかしこの「生産性」という言葉だけをとって議員を批判するのは、言葉狩りになってしまうので、内容をよく見なくてはいけません。
ことの発端は、LGBT対策に予算をつけることの議論です。
LGBTに少子化対策予算を投入する、という枠組みが誤解を生んでいるように思います。
批判を恐れずにいえば、そこに予算と投入しても、直接的な少子化対策にはなりえません。だから、そこに予算を投入すべきでない、という意見があり、それにいろんな枝葉がついたのが議員の主張です。

LGBTの問題と少子化問題は全く別です。どちらも問題で、各々ちゃんと対策をしなくてはいけません。
そのうち、LGBTの方は、とにかく社会的な差別をなくすことが課題でしょう。
2015年、渋谷で国内初の「パートナーシップ宣誓制度」が導入され、その後も広がりを見せています。こういう制度を導入するにもお金はかかるでしょうから、そこには予算を投入すべきだと考えます。

一方、少子化対策は教育の無償化などで経済的な不安を解消することにより、出産願望があるにもかかわらず躊躇している人たちが出産できる社会を目指すものです。
大切なのは、政府や国が目指しているのは「子供を産まなくてはならない社会」ではなく「子供を産みたい人は産める社会」です。強要はできません。

LGBTに対する差別は、そもそも人はこうあるべきだ、という固定概念からくるもので、これを解いていくことが対策であり、LGBTをなくしたり、無理やり人口生産性をあげる対策を充てることできません。

多様性のある社会を目指しつつ、少子化にも向き合う。これらは同時並行で可能だと思います。

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