社会の倫理観を高めるために

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関ジャニ∞の大倉忠義(33)が8日、携帯専用サイト「Johnny’s web」内の - Yahoo!ニュース(デイリースポーツ)

エンタメ業界、特にアイドルにおいては、盲目的、熱狂的なファンが支えているという側面は否定できません。
ファンを増やそうとアイドルやその関係者が努力するのは、そういったファンが必然的に増えることを意味しています。
熱狂的に追いかけるファンと執拗に追いかけるファンの境目は難しいでしょう。
だからある程度は仕方のない部分があります。
俗に言う有名税、というやつです。

しかし、これを逆手に取って、私はあの人のファンでCDもいっぱい買っているし、コンサートにもたくさんお金使っているので、ある程度の行為は許されるだろう、といった捉え方をされると歯止めが効かなくなります。
ずーっとおいかける行為自体に違法性はないはずで、それはつまり合法の範囲ならばどこまでやってもよい、ということになります。
もちろん、法律のまえに事務所が定めたルールはあるようなので、そのルールを守れない人を排除することはできるでしょうけど、現実問題としてどこまでその規制ができるのかは難しいところでしょう。

結局ファンの倫理観に頼らざるを得ない問題になります。
しかし、トップアイドルのファン数は膨大なので、倫理観に頼るというのにも限界があります。
人の数が多いというのはそういうことです。
(人口の多さと犯罪の多さは比例します)

学校や職場でのいじめ、パワハラによる退職や自殺は、それが起こって初めて問題になることが多いですよね。
いじめでは「ふざけていただけ」、職場では「本人のためを思って」。
最悪の結果が訪れるまで気づくことが少ない。そういったニュースはたくさん見聞きしているのに、自分のこととなると突然見えにくくなります。
今回の場合でも、ルールを守らないファンの心ない行動が原因でアイドルを辞めた、というところまでいって初めて大きく取扱されます。
それまでは上にも書いた、有名税の一部だ、くらいにしか思われません。

人の倫理観を高めるのは社会です。それがどれだけ大きな問題なのか、ルールを守らない行動がいかに相手に迷惑をかけているのか。
そういうことをメディアはもっと社会にうったえてほしいと思います。

違法ではないが適切ではない行為を社会的に抑え込む風潮にもっていけるのはメディアくらいではないでしょうか。
だとしたら、それはメディアのもっている大きな役割の一つだと思います。

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