若い頃に音楽を平等に聞けることが、文化レベルを上げる

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私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

とても興味深い記事です。そして自分にもとてもよくあてはまっています。周りの知人にも聞きましたがこの記事がおおよそ正しいことを裏付ける結果でした。
男女で少し差があるようですが、おおよそ14歳ですね。日本でいえば中学生です。

貯金→購入→失敗の中で見つけた音楽

私が中学生の頃は、インターネットがありませんでした。だから雑誌を立ち読みし(購入はお金がなかったからできません)、音楽に相当詳しそうなライターの文章を信じて、なけなしのお小遣いをはたき、購入したCDが全く自分の趣味に合わず「しっぱい!!」となった経験も数知れず。
それでも音楽欲というのは止まることがなく、貯金→購入→失敗のサイクルです。
その中で、時々「お!かっこいい!」と思うものに出会ったときの感動は言い表せません。逆に言えば、そのくらい自分の趣味に合う音楽に出会うことは難しいことでした。

いろんな音楽が無料で聞けるという意味

今はYouTubeがあります、Spotifyがあります。音楽はほぼ無料で聞ける時代です。羨ましい限りですが、やはり音楽文化としてはこうあるべきでしょう。
私もお金はありませんでが、それでもお小遣いをもらえるくらいの余裕が家庭にはありました。
しかし、いろんな事情をかかえる家庭があるのは今も昔も変わらず、そんな中には修学旅行に参加できないクラスメイトもいたくらいなので、たとえ音楽がとても好きでも、CDを買う余裕なんて全くない人はいたでしょう。

世の中のいろんなものが無料化していっていますが、その中でも、カタチがないのが特徴である音楽は、無料化のスピードも早い。
音楽といってもいろんな側面があり、ライブやコンサートなど「体験」を売っているものはなかなか無料にはならないでしょうが、音楽のみだったら無料化の流れは止まるどころか、ますます加速しそうです。
経済という意味では、これはよろしくない。「ミュージシャンが食っていけなくなる!」という声もよく聞きます。しかし、無料で聞ける音楽にあえてお金を払うという選択をする人は少数でしょう。そこに音質や利便性の差があれば別ですが、全く同じならば無料を選択する人が圧倒的だと思います。

しかし、お金がある人もない人も音楽を聞く機会が平等になった、もしくはそれに近づいた、という見方をすれば、文化的にはプラスです。最初の記事に戻りますが、自分でお金を稼ぐ能力がまだない14歳くらいに、おびただしい数の音楽に触れるということをしている人が今後たくさん出てくることには、音楽関係に身を置くものとしては大きな期待を寄せずにはいれません。

音楽ビジネスがどうなっていくかはどんな専門家でも予測できないでしょうが、音楽文化は私は今度上がり続けると思います。それが結局周り巡って経済にも良い影響を及ぼしていくれる、と思っています。

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