ギターの方がピアノより上回る点

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ピアノは楽器の王様です。
音域がめちゃめちゃ広い上に、同時発音数も、両手全ての指を使えば10和音までいけます。
ギターはピアノほど音域は広くないし、同時発音は通常のギターだと弦が6本なので、6和音です。
何よりも、ギターは演奏制約がとても強い。指が届かないので押さえられない和音というのがあります。
もっとも、その演奏制約がタッピングなどの特殊奏法を開発するきっかけになったとも言えますが。

しかし、それでもギターの方が上だ、という点を探してみようと思います。

まずひとつは手軽だということ。
ピアノを持ち運びする人はいません(よね?)が、ギターはたいてい持ち運びできます。
すべての楽器は、全く同じものがないので、自分の楽器で演奏したいと思ったら、ピアノの場合は、そのピアノがある場所にお客さんを呼ぶしかありません。
ギターは持っていけばよいだけです。

1つ目はおまけと思ってください。
2つ目は、同じ音が複数の場所にあること。
1つのピアノから出るC3という音は、一つしかありません。変えられるのは強弱くらいです。それは、この音に対して一つの鍵盤が割り当てられており、C3に限らずすべての音と鍵盤が1対1の関係になっているからです。
これに対し、ギターはC3が弦違いで複数箇所にあります。そして、これは弦の太さが違うこともあり、音色が少しずつ違います。これによってより音楽的な音を探すことができます。和音でも同様で、ドミソという3和音でも、ギターはいろんな響きのドミソを奏でられます。

2つ目まではよく聞く話ですが、最後は自分が勝手に考えた、でも多分理にかなっているものです。
それは純正律と平均律です。
純正律と平均律の関係に関しては、この動画がとてもわかりやすいと思います。

現代音楽ではつまり、ピアノもギターも平均律でチューニングします。
動画でも説明がある通り、平均律のチューニングは、完璧に「近い」響きであって、完璧な響きではありません。
しかし、演奏中にチューニングを変えるわけにはいかないので、完璧に「近い」チューニングで良し、とするわけです。

演奏中にチューニングを変えるわけにはいかない、と書きましたが、ギターの場合もチューニングを変えるわけにはいかないものの、ピッチを一時的に変えることはできます。
そう、ベンド(チョーキング)やビブラートです。

単音をひいているときに、ベンドもビブラートも多用すると思いますが、どちらもその場で最も気持ちが良い、というピッチになるように演奏することが可能なのがギターです。そして、最も気持ちが良いピッチが平均律でのピッチとは違うことがあるわけです。

ベンドやビブラートをかけることができないピアノには絶対に不可能です。
ピアノは調律師が完璧にチューニングするので、もっとも正しい音がすると思っている人が多いと思いますが、その正しさの基準はあくまで平均律、つまり完璧に「近い」音です。
あと一歩完璧に近づけるためには、純正律のピッチに合わせるしかありませんが、KEYや和音の関係上、チューニングをフレシキブル変えることができないピアノには平均律が限界です。

逆にギターは自分でチューニングを手軽に変えることができるし、演奏上ベンドやビブラートを簡単にかけることができるので、自分の耳を信じて最も気持ちが良いピッチにベンド、ビブラートをかけることが可能なんです。

ギタリストの方々、ピアニストにコンプレックスを抱く必要はありません!
バカにされたら言ってあげましょう。
「めちゃめちゃ気持ちが良い音、だせるか??」

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