DAWソフトにおけるテンプレートのデメリット

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今回は音楽制作100%です。

Cubase、Logicなど有名なDAWソフトの成熟っぷりは目を見張るものがあり、もうこれ以上どんな機能をつけられるんだ?と思うくらいです。
さて、そんなDAWソフトに必ずと言ってもよいほど実装されている機能が「テンプレート」です。

ソフト側が用意してくれているものもあれば、ユーザーが自分で作ってテンプレートとして保存できる機能もあります。
テンプレートからDAWソフトを起動する人は、だいたい後者を使っているのではないでしょうか。

テンプレートには何でも含むことができるので、例えば

  • 各トラック(マスター含)へのプラグインインサートおよびそのパラメータ
  • バス・トラックのアサインや設定

など、設定がちょっと面倒な作業も、起動時に自動的にたちあがってくれるので作業時間短縮にはとても役立ちます。
また、プロジェクト自体のテンプレートではなく各トラックのインサート設定も個別に保存できます。
例えばエレキギターのシングルピックアップのときとハムバッキングのとき、それぞれのインサートエフェクトの種類やそのパラメータを保存できます。保存できる数には制限がありません。

確かに便利なので使っている人も多いと思いますが、実はデメリットもあります。

まずは、ソフト起動時間が少し長くなること。
プラグインソフトとは簡単に言えば、ソフトの中で起ち上がるソフトのことで、DAWにおいてはCubaseの中でリバーブを起ち上げる場合のリバーブがそれにあたります。
プラグインもソフトには違いないので、DAWソフト起動時にプラグインまで起ち上がるようなテンプレートだと、結局起動に時間がかかります。
もちろん、それによるトラブルも多いということですね。

それから、こっちのほうがより重要ですが、作業工程を忘れちゃうということです。
これは作業効率化との表裏なので仕方ありませんが、たまにはテンプレートに頼らずに自分で設定しないと、どうやってそのプラグインを起ち上げたかを意外と忘れます(経験あり)。

さらに、他の設定を試す機会が減る、ということも言えます。
例えば上の例にも出したリバーブ、テンプレートで設定していたらほとんどいつも同じリバーブを使うことになり、変えるのはそのリバーブ内のパラメータくらいになります。
しかし、リバーブにもたくさんの種類があって、他のリバーブを試してみることはとても大切な試行錯誤です。

私の友人には、こういったデメリットを考えて、なんと曲ごとにDAWソフトを変える人もいるくらいです。
考えてみれば、曲を作るときに毎回同じDAWソフトを起ち上げるというのも、頭の中にあるテンプレートに従っているだけですよね。

もちろん効率化はとても大切です。上に示したデメリットを把握した上でテンプレート機能を使っていきましょう。

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