本物の夏休みの宿題を見て

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色々な事情が重なって、今目の前で小学校4年生の子が夏休みの宿題をしています。
最近の教材は、まるで雑誌のようですね。とてもカラフルで、少なくとも表紙だけは固いイメージはありません。

自分が小学生だったころのことは忘れてしまいましたが、1冊に全ての教科の課題が詰め込まれてます。
これ1冊を終わらせるのが夏休みの宿題、というわけです。わかりやすいですね。

各教科にはさらにいろんな課題が用意されています。
国語は漢字、主語述語、読書感想文など。ローマ字なんかもあります。
算数は四則演算や分数小数、グラフなど。
理科は生物系と天文系。
社会はいわゆる地理、歴史、公民ではなく社会の仕組み的な内容です。
火事が起きたときにどのような機関がどんなふうに動くのか、みたいな内容です。

また、4教科とは別に自由研究も設けてあります。

不思議なのは、国語算数に比べて理科社会の分量が随分少ないことです。
まあ、これ一冊しか見ていないので、逆に冬休みの宿題では比率が逆転する、といったことで全体のバランスをとるのかもしれませんね。

全体ページ数は約70ページです。夏休みは約40日なので、1日あたり2ページ終わらせれば済みます。
といっても、多分みんな経験している通り、こういう課題は夏休みが終わるギリギリに家族の力を借りてバタバタを終わらせる、ということになりますよね。70ページを数日で終わらせるとなると、まあ結構大変です。
そんなことはハナからわかっている、それでもなかなか計画的に進まない。やはり人は合理的に動けるものでもないみたいですね。

私はそもそも、夏休みの宿題が不要ではないか、と考えている方です。
子供は遊びの天才です。40日近く休みがあったら、いろんなことをして遊ぶでしょう。
海に行くかも知れないし、家族と旅行に行くかも知れない。難しいゲームに挑戦するかもしれない。
私はそれらを夏休み後に先生や友達と話すだけで良いと思います。アウトプットは確かに大切です。
アメリカなど、長期休みでも課題がないという国はたくさんありますが、そういった国の学力が著しく下がっているというデータは特にありません。

それから、読書感想文。感想文の書き方が説明してあります。
本を選ぶ→心に残った場面をメモ→体験と結びつける→組み立てを考える
こんな感じですが、こういうのは必要なのかな、と思ってしまいます。

私は、まず選ぶ本を漫画も含めて良いとしたらどうか、と思います。
好きな漫画なら、ちゃんと読むでしょう。
活字の本を読むという行為と、感想文を書くという行為は別物ですが、夏休みの課題はこの2つを同時に要求しているので、ハードルがちょっと高いと思います。
好きな漫画のことを人に伝えることは、人に言われなくてもやっている小学生は多い。しかしそれを感想文として書くとなるとまたちょっと違ったスキルが必要です。そこに面白さを感じる人がいるかもしれない。いないかもしれない。

とにかく、小学生にとって夏休みにもっともやってほしいことは、興味があることに夢中になること、ですね。
せっかくのまとまった休みなので、いろんなことに挑戦できますし、別に地味なことでも構わないと思います。

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