なぜ不思議なマナーはなくならないのか

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最近マナーネタが多い気がします。

名刺は、管理という面ではデジタルに絶対に勝てません。
1000人分の名刺から探したい名刺を探すのは難しいでしょう。
名前で探すのなら良いですが、会社名から探したり、電話番号から探したりするのはほとんど無理です。
反面、デジタルは検索すれば数秒で探せます。
それに、クラウドベースの名刺管理サービスならば、いつでもどこでも名刺情報を引き出せます。
名刺を全部持ち歩くわけにはいかないでしょう。

ちなみに、私は名刺管理にはEightを使っています。

国内ユーザー200万人を突破。成田凌と青木崇高のテレビCM放送中!

他にもEvernoteを使う方法や、LINEも同様のサービスを始めているようで、いろいろと検討中です。
ただ、どのサービスを使っても、上に書いた検索程度は当たり前にできます。

さて、今回はそんなデジタルの名刺とは縁のない、名刺交換のマナーについてです。
名刺にしても、ほかのサービス(例えばキャッスレスなど)にしても、テクノロジーの進化とともに出てきたサービスは、移行がすぐに行われるわけではなく、過渡期が存在します。
名刺も、私は過渡期だと思っています。ゆくゆくは、名刺という概念すらなくなるかも、とさえ思っています。
なぜなら、SNSでつながっていれば特に連絡に困らないからです。
実際に上で紹介したEightも、名刺管理サービスでありながら、ビジネスのためのSNSというキャッチコピーを使っていますね。

しかし、過渡期故に、名刺が今日明日なくなるわけもありません。
名刺をほとんど使わなくなった人から、名刺をフル活用する人までひろく混在しているのが現在です。

だから、名刺交換を必ずやっていた時代に比べて、名刺交換のマナーが段々と忘れられていくのは必然です。
そんな中、名刺交換においてマナーがあることを知った人は、どういう行動にでると思いますか。

おそらく、無難にマナーに従うと思います。

つまり、マナーに従っても従わなくても良い場合は、とりあえず従っとけ、という思考です。
知ってさえいれば、マナーを守ることは特にエネルギーを使う行為ではありませんが、マナーをあえて破るのには精神的なエネルギーを結構使います。

私はこれが、不思議なマナーがなくならない理由だと思います。
日本人特有なのかどうかは定かではありませんが、無難、事なかれ主義のあらわれとも言えるでしょう。

マナーとは全然関係ありませんが、学校の部活動に関して、内田良さんの「教育という病」の中に、興味深いことが示してあります。


これによると、部活動の顧問も生徒も、部活動を週に5日以下にするべきという意見が過半数なのに、現実には週6日以上行われている、というものです(192ページ)。
顧問は生徒がやりたがるから、生徒は顧問がやるぞと言うから、という要因から生まれた空気が現実を決めるわけです。

名刺交換のマナーに関しても、お互いにそのマナーを遵守しながら実は心の中で「こんなマナー必要かな・・・」と思っていることは大いにあり得るでしょうね。

そう考えると「思っていることは想像するより口に出して言う」がはじめの一歩かもしれません。
「沈黙は金」ではなく「沈黙は禁」になっていけばなぁ、と思います。

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